産む、産まないの狭間で・・・
46歳5ヶ月。
私はまだ子どもを産んだことがない
女性として何か欠如してる?って思ったこともあったけど、振り返ってみたら自分の意思で生む選択または、覚悟をしてこなかったのだと納得している
なぜ産まないことを選択してきたのか・・・
ちょっと思い出してみよう
30歳で再婚をして(一度目の結婚は失敗)今の旦那さんと子どもを作ることも考えていた
結婚する少し前にフラメンコと出会い、仕事も大好きでどちらにも没頭していて
その時間がとても充実していて、子どもができたら踊りを中断しなければいけないことへの懸念があったのと、仕事も家業を手伝っていたため、ポジション的にも代わりになってくれる人材もいなく(とその時は思っていた)、妊娠する時期になると意識的に避けていたのかもしれない・・・ 要は欲張りだったのかな
周りからは、赤ちゃんまだ?って聞かれてとても心苦しかった
でもその反面、どうして女性だから産むのが当然、結婚したら赤ちゃんができることが当たり前、って決めつけるの?という反発心も強かったなー
旦那さんはできれば欲しいけれども、できなければ二人の人生を送ればいいよ
と言ってくれていた
その言葉に甘えて私は人工的に子どもを作る”不妊治療”を積極的にしてこなかった
いや、何度か産婦人科に通ったけれど、その気になれず
もう一つずっと気になっていたこと・・・
友達や母くらいの歳の人生の先輩から、女性は子どもを産むと旦那のことはどうでも良くなっちゃうんだよ、という経験談を何度か聞くうちに、私は旦那さんのことを邪気に扱うようになってしまうのは嫌だ!と強く思っていたことを思い出した
そんな寂しい現実を聞いて、子どもはとても可愛いんだろうけれど、夫婦が仲良くいられないなら産まないでこのままいつまでもふたり仲良くいたいな・・・
産まない理由を考え出したらいくつでも出てきただろうけれども
いまの私はここまではこれでよかった、って思っている
さて、問題はこれから
最近”更年期障害”と思われる症状がどんどんひどくなってきて婦人科に行って血液検査をしてもらった
結果は、まだ更年期ではありません、の診断
えっ?そうなの?私てっきりもう閉経に向かってるのかと思ってた
先生にまだ妊娠の可能性はありますか?
と聞いてみたら、
自然にはもう難しいけれど、一度排卵誘発剤を飲んでみる?
やるだけやってみてもいいよ
と言われて、
おそらくこれが最後のリミットかもしれないな・・・
って
今の自分ならもしかしたら、産む、いうことにもう少し前向きになれるかも
これから妊娠して出産するってすごい人生のチャレンジだなー
ダメならダメでいいからやってみようと気持ちが動いた